事故での修理依頼です。
保険適用ですが、お客様のご意向により
交換ではなく修理依頼です。
ボルトに傷を付けたくない。
錆へのリスクを減らしたい。
お客様は、事故で心も傷つき、落ち込んでおられました。
私達にできる事は、お客様の車に対する心のケアと
お車を、事故前の状態へ正確に戻す事。
保険であっても、実費であっても変わりません。
お客様優先の修理を行います。
ちなみに、このお客様のお車は、今年の8月に当社で納車させて頂いた新車です。
私なら、新しい車がこんな風になってしまったら、立ち直れないかもしれません。
その気持ちを持ち、車体計測、4輪アライメント測定、コンピューター診断をします。
お客様の気持ちになり、徹底的に損傷を確認し数値化、写真に残します。
これは、全てお客様のお車を安全安心に修理するためです。
これは、当社へ入庫する修理のお車はお客様の承諾を得て全て行います。
料金が発生してしまうため、承諾を得ます。
病院でいう、問診、触診、レントゲン、CTと思ってください。
そして、結果を見て修理となりますが、お客様のご意向を重視致します。
今回でいえば、メスは使わないでください。傷を残したくない。
腹腔鏡手術で、最小限の傷で治療しましょう。みたいな感じです。
とりあえず、左前のタイヤの上のパネルからご紹介です。
こちらを交換すると、ボルト類の外し作業があります。
ネジの頭は傷つき、塗装は剥がれ錆へのリスクがあります。
そこで、こちらを外さず板金修理をご要望通り行います。
とはいえ、パテまみれの鈑金は致しません。
パテまみれの鈑金は、俗にパテ金と言います。
そんな修理はしません。
綺麗に鉄板を修理致します。
そして、密着性を最大限にする為、当社では、下地にエポキシプライマーを塗装します。
鉄板に直接パテや、サフェーサーを塗布すると、ヒビ割れやサビの原因になります。
もちろん、エポキシを塗装する前は、入念に脱脂、洗浄しサビへのリスクを取り除きます。
実は、写真にはないですが、もう一つ工程が隠れています。そちらは、お見せできませんが、極限までの防錆をするための工程を施してあります。
明日は、左後ろのタイヤの上のパネルを修理します。
お楽しみに。
修理に関する事何でもお問い合わせください。
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